アルギニン効果でIGF-1を分泌して筋肥大を狙う
IGF-1というホルモンが分泌されているかいないかで、運動をしたときの筋肥大効果がまったく違います。なるべくIGF-1が分泌された状態で運動するのが効率的です。そんなIGF-1を多く出すために必要な栄養素はアルギニンです。アルギニンは栄養ドリンクの成分表示で目にする栄養素になります。
アルギニン効果で筋肥大しやすくなる
アルギニンはタンパク質の中に多く含まれるアミノ酸の一種。このアルギニンが腸で吸収されると脳を刺激。脳から肝臓にIGF-1の分泌指令が出ます。アルギニンには、筋肉が通常よりも筋肥大しやすくなる効果があるのです。
アルギニンが豊富なのは、鶏肉や豚肉などの動物性タンパク質や、豆腐などの植物性タンパク質に多く含まれているといわれます。そして、このアルギニンを1日5g摂ることによって、IGF-1の分泌を効果的に生み出すことが知られています。
しかし、多くの日本人のアルギニン摂取量は1日3gほど。このため、多くの人がせっかく運動してもIGF-1が十分に分泌されずに、筋肥大効果を得られていない可能性があるのです。
アルギニン効果が得られる食材とは?
そこで、ふだんのご飯に1品足すだけでOKの、アルギニン効果が得られる食材を紹介しましょう。アルギニンが豊富なおすすめ食材は1つめは油揚げ。1枚あたり0.4gのアルギニンが含まれています。
卵もアルギニンが豊富な食材。1個あたり0.5gのアルギニンを摂取可能です。また、豆腐もアルギニン豊富なちょい足し食材におすすめ。1丁で1.3gのアルギニンが含まれています。
カツオ節もじつはアルギニンが豊富。小分けのパック2つで、0.5gのアルギニンが摂取可能です。また、海苔もアルギニン摂取にはおすすめ。全型4枚で0.3gのアルギニンを含んでいます。さらには、ゴマは大さじ1杯で0.26gのアルギニンが摂取可能です。
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