冷水シャワーで始める「温冷浴」マニュアル
自律神経を整えて冷え性が治るだけでなく、美肌や免疫力アップに効果のあるのが「温冷浴」。とはいえ、冬に冷水を浴びることを想像すると、尻込みをする人も多いでしょう。じつは温冷浴は手軽にできる健康法。冷水シャワーで簡単に始めることができるのです。
シャワーでも温冷浴は実行できる
温冷浴の基本は、冷水と温水を交互に浴びること。それを7回繰り返すのです。順番は「水・お湯・水・お湯・水・お湯・水」。水で始まり、水で終わります。
とはいえ、震えるような冷水を浴びる必要はありません。大切なのは「温度差」があることです。目的は、自律神経に負荷をかけることですから、温度差があるなら水はぬるま湯でもOK。慣れるに従って、その温度差を広げていけばよいでしょう。
温冷浴だからといって湯船に必ずつからなければならないわけではありません。夜は風呂に入らず朝にシャワーを浴びるだけ…という人でも、温冷浴は実行できます。大切なのは温度差があるかどうかです。
冷水シャワーの温冷浴マニュアル
そこで、冷水シャワーで始める温冷浴マニュアルを紹介しましょう。湯船に入らない人でも、シャワーだけで温冷浴はできます。厳しければ、冷水シャワーをぬるま湯にしてもOKです。
【温冷浴マニュアル】
- お湯が出るまで冷水シャワー
- お湯が出たらシャンプーで洗髪
- 泡を流したら温度を冷水シャワー
- 一度お湯で体を流してから体を洗う
- お湯で泡を流したら冷水シャワー
- 温度を元に戻してお湯を浴びる
- 最後に温度を下げて冷水シャワー
マニュアルどおり実践するとわかりますが、朝にシャワーを浴びる一連の流れに、3回目の冷水シャワーと、5回目以降の冷水・お湯・冷水シャワーが加わった形。時間にすればプラス1分程度のちょっとした手間です。
温冷浴に慣れてくれば冷水が苦にならなくなり、むしろ気持ちイイくらいになってきます。温冷浴を極めた人は、家に冷水用と温水用の浴槽を2つ用意しているとか。まずは手軽に冷水シャワーで温冷浴にトライしてみましょう。
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