腹横筋を鍛えるスクワットは背骨を垂直にキープ
自宅で実践できるトレーニングの代表格がスクワット。下半身を鍛えるメニューとして知られていますが、じつはお腹のインナーマッスルである腹横筋を鍛えることができます。ただし、一般的なスクワットは体を前傾させてひざを深く曲げますが、腹横筋を鍛えるスクワットは背骨を垂直にキープするのです。
腹横筋を鍛えるスクワットのやり方
いわゆるスクワットは、足を肩幅よりやや広めに開いて立ち、つま先をやあ外側に向けて行います。お尻を後ろに突き出すイメージで体を前傾させ、太ももが床と水平になるまでひざを深く曲げて行うが通常です。
しかし、腹横筋を鍛えるスクワットのやり方はちょっと違っています。床に対して背骨を垂直にしたまま、椅子に腰掛けるようにひざを曲げていくのです。具体的には、まず両足を肩幅よりやや狭めに広げてください。
両手を前に上げたら、骨盤が地面に垂直になることを意識してひざを曲げていきます。これ以上は無理…というところまで曲げたら、今度はゆっくりとひざを伸ばしてください。
腹横筋を鍛えてぽっこりお腹を解消
普通のスクワットと違って、姿勢を垂直に保とうとするときに腹横筋が稼働。曲げるときは息を吸い、伸ばすときには息を吐くようにします。やってみると、通常のスクワットと比べてお腹の奥にある筋肉が稼働している実感があるはずです。
腹横筋を鍛えるスクワットを1日5回ほど行えば、ぽっこりお腹が解消できるでしょう。というのも、腹横筋は腹筋のなかでは最下層に位置するインナーマッスル。お腹を帯のように覆っています。
そして、腹横筋には内臓を正しい位置にキープするという重要な役割があるのです。ぽっこりお腹の原因は、腹横筋がゆるむことによる内臓下垂にあります。このため、腹横筋を鍛えるスクワットでウエストがシェイプできるのです。
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