BMI値がもっとも低い県が男女とも三重県な理由
意外に知られていませんが、NMI値がもっとも低い都道府県は男女とも三重県です。BMI値が低い理由を探っていくと、三重県人がよく食べているひじきにありました。しかも、三重県でよく食べられているのは伊勢ひじきという、通常よりも太くて長いもの。BMI値と伊勢ひじきの関係を見ていきましょう。
BMI値が低い理由はひじきの生産量
太平洋と伊勢湾に囲まれた三重県は、男女とも肥満度を表すBMI値(体重÷身長÷身長)が低い県の第1位。いわば日本一痩せている県といえるでしょう。実際、街中ではスタイルのよい人をよく見かけます。
そんな三重県のBMI値が低い理由を探っていくと、海藻類をよく食べているという声が多くありました。なかでも人気なのが「ひじき」。じつは三重県はひじきの一大産地。生産量は全国トップクラスといいます。
とくに三重県でよく食べられているのは伊勢ひじき。普通のひじきよりも太くて長く、風味がよいのが特徴です。この伊勢ひじきと三重県人のスタイルのよさには、どのような関係があるのでしょうか。
BMI値が低くなる食物繊維の働き
そもそも、ひじきは食物繊維がとても豊富な食材です。伊勢ひじきの場合、通常のひじきとは違って蒸して作ります。蒸すことで柔らかくなって、食物繊維がより効率的に働くのです。
いわば伊勢ひじきは、余計な脂質の吸収を抑えたり、腸内環境を改善したりする力が強いといえます。このため、三重県のBMI値が低くなっているのです。そんなダイエット効果抜群の伊勢ひじきを、地元の人たちはどのように食べているのでしょう?
たとえば、ひじきハンバーグ。ひじきを水で戻している間に、長ネギとニンジンを細かく切り、鶏ひき肉に水を切った豆腐などと合わせます。そこに、水で戻したひじきを投入。よく混ぜてから形を整えて焼けばでき上がり。ひじきと豆腐の相性が抜群の一品です。
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