低GI食品を活用すれば内臓脂肪レベルが下がる
内臓脂肪レベルが高い人は、食べすぎや早食いなどの習慣化していることがほとんど。この場合、食後に血糖値が急上昇する過血糖になりがちです。過血糖は血中のブドウ糖が増えすぎた状態になります。この過血糖を抑えるのに活用したいのが低GI食品。低GI食品を活用すれば内臓脂肪レベルが下がるのです。
低GI食品は血糖値が上がりにくい
血中の余分な糖の多くは脂肪に変わって脂肪細胞に蓄えられてしまうもの。ますます内臓脂肪レベルが高くなってしまいます。この悪循環を断ち切って内臓脂肪レベルを下げるには、食べすぎを控えて早食いをやめるしかありません。
この食事の改善に加えて内臓脂肪レベルを下げるのに効果的なのが低GI食品です。GIとは「グリセミック・インデックス」の略で、食品ごとの食後血糖値の上昇度を示す数値になります。
高GI食品は食後血糖値が上がりやすく、低GI食品は食後の血糖値が上がりにくいということ。食後の過血糖を抑えることで内臓脂肪レベルを下げることに、一役買ってくれます。
穀類や麺類は色が黒いほど低GI食品
低GI食品は調理法や食べ合わせ、個人の体質によっても変わるため、カロリーのように厳密に数値化できるものではありません。しかし、だいたいの目安を知っておけば、内臓脂肪レベルを下げるためのメニューや食材選びに役立つでしょう。
とくに穀類や麺類は、色の黒い食品ほど低GI食品であるという法則があります。具体的には「精白米より雑穀」「白いパンより全粒粉パン」「うどんよりそば」といった具合です。
基本的にきのこ類や海藻類、大豆製品は低GI食品。野菜ではトマトやキャベツ、ブロッコリーやほうれん草が低GI食品です。逆に、高GI食品なのがじゃがいもやにんじん、とうもろこし、イチゴジャムやキャンディ、練乳などになります。
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