内臓脂肪を減らすなら「空腹感」がチャンス
内臓脂肪を減らすキーワードが「空腹感」です。じつは空腹時は、内臓脂肪がエネルギーとして使われるタイミング。空腹感こそ内臓脂肪を減らすチャンスなのです。内臓脂肪の蓄積度をセルフチェックする方法と合わせて、詳しく見ていきましょう。
内臓脂肪を減らす前にセルフチェック
まずは内臓脂肪を減らす前に、自分にどれだけ内臓脂肪が溜まっているかを把握しましょう。その蓄積度をセルフチェックする3つの方法を紹介します。
チェック1は仰向けで両脚を揃えて、膝を曲げずに8の字を描けるかどうかです。できない人は腹筋が弱いため、内臓脂肪がたまりやすい傾向にあります。内臓脂肪の危険度は30%といえるでしょう。
チェック2は、椅子に座った状態で膝に額が付くかどうか。内臓脂肪がたまってくると、前屈運動が難しくなるからです。膝に額が付かない人は内臓脂肪型肥満の予備軍です。危険度は60%といえます。
チェック3に、ここ3か月以内にベルトの穴が1つ以上増えたかどうかです。該当する人はかなりの危険信号。内臓脂肪は短期間でたまるものです。ベルトの穴の分だけ、内臓脂肪が付いたと考えてください。危険度は90%です。
内臓脂肪を減らすサインが空腹感
この内臓脂肪を減らすサインが「空腹感」。空腹時は、内臓脂肪がエネルギーとして使われるタイミングなのです。できるだけ空腹感を我慢してから食事するだけで、内臓脂肪レベルは徐々に減らせます。
また、お米やパンなどの炭水化物を減らすのも、内臓脂肪の手っ取り早い落とし方です。内臓脂肪は腹筋の内側の壁に付いている脂肪なので、インナーマッスル腹筋を鍛えるのも効果的です。お腹をへこませた状態を30秒キープするだけで、ウエスト周りが変化してきます。
内臓脂肪レベルを減らすことができたら、次は皮下脂肪を減らす番。皮下脂肪を減らすには、筋トレと有酸素運度の組み合わせが効果的でしょう。体脂肪を減らすには、脂肪の特徴を理解することが大切なのです。
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