体脂肪を減らす「筋トレあとの有酸素運動」
体脂肪を減らすには「筋トレあとの有酸素運動」が効果的です。とくに筋トレ開始20分後の有酸素運動がおすすめ。脂肪分解酵素によって分解された脂肪が、どんどんエネルギーとして使われていきます。ただし、筋トレ前の有酸素運動には体脂肪を減らす効果はあまりありません。
体脂肪1kg減らすウォーキング時間
筋トレは無酸素運動です。無酸素運動は筋肉に溜められている糖質を燃やして運動のエネルギーを作り出しています。一方、有酸素運動は20分以上続けていられる全身運動。体内に酸素を取り入れて筋肉に送り、糖質と脂肪を燃やして運動のエネルギーを作り出しています。
このため、体脂肪を減らすには有酸素運動が有効とされていますが、じつはその脂肪の消費量は微々たるもの。体脂肪を1kg減らすためには、40時間近いウォーキングが必要になります。
筋トレでは脂肪を消費せず、有酸素運動での脂肪の消費量はごくわずか。はたして、どうすれば体脂肪を減らすことができるのでしょう? その答えは「筋トレあとの有酸素運動」にあります。
体脂肪を減らすのに効果的な方法
筋トレを開始するとノルアドレナリンが分泌されます。ノルアドレナリンは、脂肪分解酵素を活性化するホルモン。筋トレを開始して20分後に、脂肪が分解され始めます。
このときに有酸素運動をすると、分解されて脂肪がエネルギーとしてどんどん使われるというわけ。さらに、筋トレによって分泌される成長ホルモンにも脂肪を消費しやすくの分解する働きがあります。
すなわち体脂肪を減らすには、筋トレ開始20分後の有酸素運動という方法が効果的。ちなみに、有酸素運動のあとに筋トレという順番では、ノルアドレナリンの分泌はそれほど見込めません。筋トレ前の有酸素運度は、体脂肪を減らすには不向きといえます。
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