大腰筋トレーニングには「足振りエクササイズ」
大腰筋トレーニングに階段の上り下りや踏み台昇降などが紹介されることがあります。しかし、それらのトレーニングで効果が出るのは、大腰筋がある程度、活性化している人にしか効果はありません。そこで、おすすめのの大腰筋トレーニングの方法を紹介しましょう。
おすすめの大腰筋トレーニング
じつは大腰筋を意識できていない人のほとんどは、大腿四頭筋などの太ももの筋肉だけが鍛えられてしまいます。大腰筋を活性化しようと思ったら、大腿四頭筋などの筋肉を使わずに行う大腰筋トレーニングが必要です。
そこで、おすすめの大腰筋トレーニングが「足振りエクササイズ」。大腰筋だけを動かすことによって、効率的に大腰筋が活性化できます。
足振りを行うには、まず10cmくらいの高さの段差が必要です。体重をかけて安定するものであれば、電話帳を重ねたものをガムテープで固定して使ってもかまいません。
大腰筋トレーニングの効果がアップ
まず腕は、できれば両腕を壁につけて体をまっすぐに安定させます。家の廊下などで、左右両方の壁に腕をつけるとやりやすいでしょう。台の上に立ったら、正面から見て骨盤の左右が水平になるように姿勢を意識してください。
この姿勢で、台に乗っていないほうの足を股関節からゆっくりと前後に振るのです。体はまっすぐに保って、足の動きに合わせて前後しないように注意します。膝の力は抜いておくのがポイントです。
大腰筋トレーニングでは、足を大きく振る必要はありません。歩くときの一歩よりも小さいくらいの歩幅で、1分間に30往復くらいのテンポで行います。
片方の足を3分間、振り続けてください。反対側の足も同様に行います。足振りエクササイズは1日1回で十分です。胸から足が伸びている…とイメージすることで、大腰筋トレーニングの効果がアップします。
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