体脂肪を減らすためには筋トレが効果的な理由
体脂肪は摂取エネルギーを上回る消費エネルギーがあれば減らすことができます。とはいえ、単に激しく動けば消費エネルギーが増えるわけではありません。消費エネルギーのほとんどは基礎代謝だからです。そして、基礎代謝を上げるには筋トレが効果的なのです。
体脂肪を減らすには基礎代謝を高める
消費エネルギーには、運動などで消費される「生活活動代謝」と、消化や吸収で消費される「食事誘導性体熱産出」、呼吸や体温維持など生命活動維持のために使われる「基礎代謝」があります。
そして、人が1日に使う消費エネルギーの70%を占めるのが基礎代謝です。すなわち体脂肪を減らすには、基礎代謝量を高めることがもっとも効率的ということになります。
しかも、基礎代謝の消費エネルギーは脳や内臓など体のあらゆる部位で使われているものの、その半分以上は筋肉がになっているのです。つまり体脂肪を減らすには、筋肉を増やす筋トレが効果的な理由がここにあります。
体脂肪を減らすインナーマッスル
筋トレで筋肉量が増えれば、就寝中など安静にしているときでも活動量が増え、体脂肪を燃やすことができるというわけ。しかも、基礎代謝を上げることは体脂肪のつきにくい、太りにくい体質を作ることにもつながります。
筋肉量を増やすためには筋トレが一番の近道。しかし、計画性のない筋トレでは、効率よく筋肉量は増加できません。鍛えるべき筋肉の位置と自分の体の脂肪の付き具合をチェックして、筋トレをするのが基本です。
また、体脂肪を減らす筋トレはアウターマッスルだけでなく、深層部にあるインナーマッスルを鍛える必要があります。内臓を正しい位置に戻すお腹の腹横筋や、正しい姿勢をキープするのに大切な股関節の腸腰筋、腕や背中の動きをスムーズにする肩のインナーマッスルがターゲットになります。
■「体脂肪を減らす」おすすめ記事
体脂肪を減らすには4つの栄養素が不可欠だった
体脂肪を減らすには5分の早歩きで十分だった
体脂肪を減らす「筋トレあとの有酸素運動」
体脂肪を減らすには60代女性でも筋トレが効果的
■「体脂肪」おすすめ記事
体脂肪率の理想は腹筋が割れる「10%以下」
女性の体脂肪率「20%以下」が理想だった
体脂肪は落とすだけではNG!その大切な役割とは
■「脂肪を減らす」おすすめ記事
お腹の脂肪を減らすなら有酸素運動が効果的
内臓脂肪を減らす「スタンドアップパドルボード」
その気になればすぐ!?内臓脂肪レベルの落とし方
皮下脂肪を落とすだけで腹筋を割る方法とは?