有酸素運動は毎日やっても効果があるけど危ない
一昔前のスポーツ界ではトレーニングは毎日やるのが当たり前。1日休んだら取り戻すのに3日かかるなどといって、体力トレーニングを毎日やらされた人も多いでしょう。しかし、トレーニングは毎日やるのは逆効果。やったぶんだけ効果のある有酸素運動も毎日やるのは危険なのでした。
有酸素運動はやったぶんだけ効果
しかし、体力トレーニングを毎日やることは逆効果であることがほとんど。とくに有酸素運動については、毎日やることがスポーツ障害に結びつく可能性があって危ないのです。
有酸素運動は体脂肪を直接燃焼させる効果があるため、週に1回よりは2回、2回よりは3回行ったほうがたくさんのエネルギーが消費されます。やったぶんだけ、多くの体脂肪が減る効果があるのです。
とはいえ、それでも週に2回は休息が必要になります。有酸素運動では筋肉や関節や骨に長時間の刺激がかかるため、蓄積疲労をおこしやすいのです。放置すると使いすぎによる筋肉や腱の炎症、疲労骨折などのスポーツ障害になってしまうからです。
有酸素運動は3日走ったら1日休む
炎症を予防するために、ランニングなどの有酸素運動は3日走ったら1日休むのがベスト。適度に休養日を挟んで、週に5回以内を目安にしましょう。
なお、筋トレなどの無酸素運動も毎日やるのは逆効果。こちらは超回復の妨げとなってしまうため、百害あって一利なしといえるでしょう。
唯一、毎日やっても効果のある例外は、柔軟性を高めるためのストレッチ。ストレッチは疲労を残すどころか、疲労回復を促進する面があるからです。トレーニングの疲労だけでなく、日常生活でおこる肩こりや腰痛なども軽減してくれます。
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