内臓脂肪を落とすならそば屋よりもトンカツ屋
食事はこってりよりも、あっさりしたほうが太らないと思われがち。しかし、必ずしもそうとは限りません。じつは内臓脂肪を落とすなら、そば屋よりもトンカツ屋を選んだほうがよいのでした。内臓脂肪を落とすのになぜトンカツ屋がよいのか、その理由を見ていきましょう。
内臓脂肪を落とすには炭水化物はNG
たとえば「うどんとおにぎり」や「そばといなりずし」などのメニューはその典型的な例です。脂肪も控えめでカロリーも少なそうですが、じつはこれが間違い。内臓脂肪を落とすには炭水化物に偏った食事はNGです。
炭水化物はブドウ糖になって消化・吸収されて、私たちのエネルギー源になります。しかし、消費しきれなかった分は内臓脂肪や皮下脂肪として体に溜め込まれてしまうのです。
食事を取ると血液の中に糖が放出され、血糖値が上昇します。血糖値が上昇すると、血糖値を下げようとして膵臓からインスリンが分泌。インスリンが血液中の糖を細胞内に送り込み、細胞内に取り込まれた糖はインスリンによって脂肪に作り変えられるのです。
内臓脂肪を落とすならトンカツ定食
炭水化物の糖はこうして血管から体内に吸収され、脂肪細胞にいったん蓄積されます。ただし、脂肪細胞の数は決まっているため、エネルギーとして使われなかった糖で脂肪細胞が肥大化。お腹まわりの内臓脂肪として蓄積されるのです。
つまり、人間の体は肉や油などを摂らなくても、炭水化物だけでも太るということ。内臓脂肪を落とすには、炭水化物ばかり食べる食事は避けなければなりません。
このため「ラーメンライス」や「丼と麺セット」など「麺＋ごはん」のダブル炭水化物メニューは内臓脂肪を溜め込みやすい食事。内臓脂肪を落とすなら、むしろトンカツ定食やステーキセットのほうがまだまし。タンパク質や野菜も一緒に摂れるため、栄養に偏りがないというためヘルシーなのです。
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