【朗報】褐色脂肪細胞の刺激で痩せるスイッチがON
肩甲骨をストレッチすると痩せる…といわれても、ピンと来る人は少ないかもしれません。しかし、その秘密は褐色脂肪細胞にあると聞けば、効果がありそうと思う人もいるでしょう。肩甲骨まわりに集中している褐色脂肪細胞が多い部位を詳しく見ていきます。
褐色脂肪細胞は脂肪の燃焼を促す
褐色脂肪細胞には、熱を出して脂肪の燃焼を促す働きがあります。しかも、その熱量の出し方はなんと筋肉の数十倍なのです。
もともと褐色脂肪細胞は、子どもの体温調整のための細胞。冷えを感知すると脂肪を燃やして、熱を作り出します。この褐色脂肪細胞を活性化させることが、体の痩せるスイッチをONすることになるのです。
脂肪を燃やす褐色脂肪細胞が多い部位が「首すじ・脇の下・肩甲骨の間・肩甲骨の下」の4つ。ちょうど肩甲骨を中心に集まっています。
褐色脂肪細胞が多い肩甲骨の間
首すじの褐色脂肪細胞を刺激するなら、運動するときに首にタオルを巻くのが効果的。これだけで脂肪の燃焼効率がアップします。首の後ろを蒸しタオルで温めるだけでも効果があります。
脇の下は発熱するとすぐに反応するとおり、褐色脂肪細胞が多い部位。リンパ節もある重要な部位になります。
腎臓は体液をろ過する役割があるため、その付近には褐色脂肪細胞が多く存在。腎臓が冷えないように機能しているのです。それがちょうど、肩甲骨の下あたりになります。
そして、もっとも褐色脂肪細胞が多いのが肩甲骨の間。乾布摩擦で背中をこすると体が温まるのはこのためです。全身を温めるなら、肩甲骨の間に使い捨てカイロを貼るのが効果的でしょう。
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