腰痛の原因はインナーマッスルの炎症の可能性
マッサージやストレッチをしてもなかなか治らない腰痛の原因は、もしかしたらインナーマッスルの炎症かもしれません。激しい運動や衝撃で伸びてしまったアウターマッスルを支えるために収縮を繰り返して、インナーマッスルが緊張した状態になっている可能性アリです。
インナーマッスルが腰痛の原因になる
筋肉には皮膚の表面近くにあるアウターマッスルと、体の奥にあるインナーマッスルがあります。それぞれ、表層筋と深層筋と呼ばれることもあります。
アウターマッスルはおもに体を動かすために使われる筋肉です。一方のインナーマッスルは、基本的には骨や関節にくっ付いて表層筋を支えています。インナーマッスルは骨とアウターマッスルとの間で絶えず収縮して、関節や姿勢を固定して安定させるのが役割です。
じつは、このインナーマッスルが傷ついて、腰痛などの痛みの原因になることがわかってきました。激しい運動や同じ姿勢を続けることで伸ばされたアウターマッスルを支えるために、収縮を繰り返すことでインナーマッスルに緊張した状態になってしまうのです。
マッサージで腰痛の原因は改善しない
腰痛などが短時間のマッサージやストレッチなどでは治らないのはインナーマッスルに原因があるため。アウターマッスルをほぐしても、肝心のインナーマッスルに到達できなければ、腰痛の原因は改善されません。
筋肉の緊張や固まった状態は悪化すると、筋肉がますます硬化。筋硬化となって痛みを引き起こしたり、体の動きを妨げたりすることに…。さらには筋肉周辺の循環障害までおこしてしまうのです。
この均衡化を解消して、本来のしなやかな筋肉の状態に戻すには、均衡化した部分をダイレクトにほぐすことが根本的な治療法になります。そのためにはまず、腰痛の原因がインナーマッスルにあることを認識。これまで以上に入念なストレッチやマッサージが必要になるのです。
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