体幹が強いとは弱い人と比べて何が違っている?
スポーツ番組の解説で「体幹が強い」という表現を聞いたことがあるはず。体幹が強いとは、体幹が弱い人と比べて何が違っているのでしょうか? また、体幹が弱いとはどのような状態をいうのでしょう? 体幹の強い・弱いがスポーツや日常生活に与える影響を見ていきます。
体幹が強いとは重心を保てること
体幹が強いとは、動的・静的に適切な姿勢を維持できるということ。もう少し具体的にいうと、重心範囲内に重心を保てるということです。
さらに、たとえ重心範囲内から重心が外れてしまった場合でも、重心範囲を四肢の位置を変えることなどによって適切に戻すことが可能。転倒やバランスを崩すことを防げるということです。
とはいえ「バランス能力=体幹が強い」というわけではありません。サーカスのピエロではないのですから、ボールの上で立っていられることを目的とするようなトレーニングは間違いです。
体幹が弱いとは姿勢を保てないこと
逆に体幹が弱いとは、動的・静的に適切な姿勢を維持できないということ。重心を保てないということです。それにより、スポーツのさまざまな場面で四肢により引き起こされるパフォーマンスが低下します。
体幹が弱い影響は、スポーツシーンだけではありません。体幹が弱いと、日常生活ではまず姿勢が悪くなります。
そして、ゆがんだ骨格を支えるために偏った筋肉や関節に負担がかかることになるのです。結果的に、その部位の緊張が抜けずに、腰痛や肩こり、頭痛、関節痛などが引き起こされます。
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