体幹とは脊柱と骨盤で完結している筋肉のこと
最近では多くのメディアで体幹という言葉が使われています。それは身体運動において、体幹の筋肉を強化することによってパフォーマンスが向上することがわかってきたからです。しかし、この体幹とは、実際に人間の体のどこを指しているのでしょう?
体幹とは文字どおり体の幹のこと
体幹とは、文字どおり「体の幹」のことです。幹というのは枝やその先にある葉や花を支える器官になります。
人間の体でいうと、枝は腕や足。それを支える幹は胴体ということになります。つまり、体幹とは胴体の筋肉を呼ぶことになるわけです。
しかし、胴体の筋肉といっても、大胸筋や広背筋、大腿直筋や大殿筋などは体幹に含みません。というのも、それらの筋肉は枝である腕や脚の骨にその停止部分があるからです。
体幹とは脊柱と骨盤を動かす筋肉
結果的に、それらの筋肉が働くことによって作用するのは腕や脚になります。それを体幹の筋肉に入れるのは、ちょっと話がずれてしまうからです。
このため、体幹とは脊柱および骨盤を動かすための筋肉になります。筋肉は基本的には、関節を動かすために存在するものです。
インナーマッスルも、それらの動きをベースで支えるために存在します。だからこそ体幹とはの定義は、脊柱および股関節を動かす筋肉とするのがもっともシンプルでわかりやすいのです。
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