腹横筋を鍛えるならドローインをマスターすべし
4つある腹筋群の中で、一番奥にあるインナーマッスルが腹横筋です。あまりなじみのない筋肉ですが、じつは腹横筋はスタイルキープにとても重要な役割を果たしています。腹横筋の重要な役割をみていくとともに、初心者でも簡単に鍛えられるエクササイズを紹介しましょう。
腹横筋の筋力低下でぽっこりお腹
腹横筋はお腹の腹筋群の一番奥にあるインナーマッスル。肋骨と骨盤の間を腰巻のように横向きに走っています。
腹横筋の役割は、腹圧を調整したり内臓の位置を支えたりすること。呼吸のときにも使われるため、生命活動にも欠かせない重要な筋肉なのです。
そして、お腹がぽっこり出てくる原因は、この腹横筋の筋力低下にあります。腹横筋の筋力低下で正しい位置に留まれなくなった内蔵が下垂して、骨盤に溜まった状態になっていることがぽっこりお腹の正体です。
初心者にピッタリな腹横筋の鍛え方
そんな腹横筋を鍛えるのに効果的なのがドローインです。ドローインは背筋を伸ばして肩を開き、お腹をできるだけへこませるエクササイズ。息を止めずに呼吸をしながら、へこませたお腹を30秒キープするのです。
とはいえ、お腹をへこますのにはそれなりにコツがいります。そこで、初心者にピッタリな腹横筋の鍛え方が、壁押しドローインです。
これは壁に背中をつけて立つことで、正しい姿勢をキープ。この状態でお腹をへこませながら、ひじで壁を押すのです。腹横筋に加えて背中の筋肉も鍛えられる、一石二鳥の効果的なエクササイズです。
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