大胸筋の下部を強化するとバストが上向きになる
上向きのバスとが欲しいのは女性だけではありません。男性でも大胸筋の下部を強化することで、胸全体が重力に負けないように支えられ、上向きのバスとがデザインできるのです。そこで、大胸筋の下部を集中的に強化するためのトレーニングメニューを紹介しましょう。
大胸筋下部は効果を出しづらい
大胸筋の下部は、筋繊維が肋骨下部から腕の付け根に向かって走っています。正確には、筋繊維の始点はお腹の前面を覆う腹直筋の上部です。
大胸筋の下部は3パーツの中でもっともボリューム感に乏しく、動きが自覚しづらいのが特徴。トレーニングでも、なかなか効果を出しづらいパーツです。
とはいえ、大胸筋下部に厚みがあるほど腹筋との間に高低差が生まれます。女性ならずとも、男性でもしっかり鍛えておきたいパーツといえるでしょう。
大胸筋下部を効果的に鍛える
大胸筋下部の鍛え方なら、2脚の椅子の座面に手をついた腕立て伏せが効果的。腹直筋上部から走っている大胸筋下部の筋繊維に沿って鍛えることが可能です。
通常の腕立て伏せの要領で、胸が座面と同じ高さになるまでひじを曲げて体を沈めたら、ひじを伸ばして元の位置に戻ります。10回×3セットが目標です。
大胸筋下部を効果的に鍛えるなら、平行棒のような場所を探して、そこで腕の曲げ伸ばしをするのがよいでしょう。高さが確保できなければ、ひざを曲げて床から体を浮かせます。こちらも10回×3セットを目指しましょう。
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