大胸筋の内側を鍛えることで深い谷間が手に入る
厚い胸板を手に入れるなら、大胸筋を鍛えるのがセオリー。ただし、大胸筋は上部・下部・内側の3つのパーツに分けることが可能。なかでも大胸筋の内側を鍛えると、左右の大胸筋で深い谷間が形作られます。そこで、大胸筋の内側を効果的に鍛える方法を紹介しましょう。
大胸筋の内側を鍛えると深い谷間
胸の中央には、左右の肋骨をつなぐ胸骨という平らな骨があります。この胸骨から腕の付け根に向かって走っているのが大胸筋の内側の筋繊維です。
胸骨上には筋肉がないため大胸筋の内側を鍛えると、腹筋が縦に割れるように大胸筋も深い谷間ができます。胸とお腹の谷間が連続し、1本のタテ線を描くようになることを目標としましょう。
この大胸筋の内側を鍛えるなら、アイソメトリックトレーニングが効果的。両足を肩幅に開いてまっすぐ立ったら、両手を胸の前で合わせて強く押し合うのです。
大胸筋の内側がさらに鍛えられる
腕の向きと筋繊維の向きが同じなので、しっかりと負荷をかけられます。両手を押し合いながら大胸筋の内側を触ってみれば、筋肉が固くなっているのがよくわかるはずです。
ここに腕を伸ばす動きを加えると、大胸筋の内側がさらに鍛えられます。胸を絞る意識で床と平行にゆっくりひじを伸ばしていくのです。胸骨から走る筋繊維を意識して伸ばしていきます。
ひじが伸びきらない位置まで行ったら、やはり強く押し合いながらゆっくり元の位置に戻って終了。10回×3セット行ってください。
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