体脂肪率を落とすと水分量が増えて若々しくなる
身長と体重が同じだとしても、中身は人それぞれ。体脂肪率が高い人もいれば、低い人もいるでしょう。じつは運動などで筋肉率を高めて体脂肪率を落とすと、水分量も増えてみずみずしくなります。その結果、体脂肪率を落とすと、外見も若々しくなるのでした。
安静にしていても体脂肪を燃やす
肥満とは、体重が重いことではありません。体重に占める脂肪の割合である体脂肪率が高いことが肥満なのでした。肥満かどうかは体脂肪率で判断します。
ちなみに、成人後に変化しやすい体の中身が筋肉と体脂肪です。運動習慣がないと年率1.0%で筋肉が落ちていくといわれています。そして、筋肉とトレードオフの関係にあるのが体脂肪です。
筋肉は安静にしているときでも体脂肪を燃やし、体温を保つために熱を作っています。基礎代謝のうち、筋肉が使うカロリーは20~30%ほど。運動不足で筋肉が減ると、消費カロリーがダウン。体脂肪として蓄積されます。
体脂肪率を落とすなら下半身と体幹
ここで体の中身でいうと、筋肉量が多くて体脂肪率が適度に低いほど若々しい状態です。すなわち、運動などで活動量を増やして筋肉率を高め、体脂肪率を落として肥満を避けると、水分量が増えてみずみずしくなります。そして、外見も若々しく見えるのです。
ちなみに、男女とも筋肉は下半身と体幹から衰えていきます。逆に、上腕や前腕の筋肉量は加齢による衰えがほとんありません。筋肉量が多い筋肉ほど筋力が高いぶん、日常生活だけでは鍛えにくく衰えやすいということです。
つまり、体脂肪率を落とすために筋肉量を増やすなら、下半身と体幹を筋トレするのが効果的。こうして体脂肪率を落とすことができれば、外見の若々しさを取り戻すことができるのです。
■「体脂肪率を落とす」おすすめ記事
体脂肪率を落とすと自然に腹筋は割れてくる!!
体脂肪は落とすだけではNG!その大切な役割とは
体脂肪を落とすなら1日5食で空腹時間を減らす
■「体脂肪」おすすめ記事
体脂肪を減らすには4つの栄養素が不可欠だった
体脂肪を減らすには5分の早歩きで十分だった
体脂肪を減らす「筋トレあとの有酸素運動」
体脂肪率の理想は腹筋が割れる「10%以下」
女性の体脂肪率「20%以下」が理想だった
細マッチョの体脂肪率は15%以下を目指すべし
男性体脂肪率15%以下はインナーマッスルが鍵