インナーマッスルは「こだわりすぎ」だと逆効果
筋トレではインナーマッスルとアウターマッスルなら、どちらを鍛えるべきでしょうか? 結論からいえばアウターマッスルです。インナーマッスルは極端に減ることがない一方で、筋トレで大きくなりにくい筋肉。アウターマッスルを鍛えたほうがボディマイクには効果的です。
インナーマッスルは体積が小さい
アウターマッスルの多くは体積が大きく、両端が関節をまたいで離れたい血で骨に結びついています。収縮すると強い力を発揮して、腕や脚の曲げ伸ばしなど大きな運動が発生するものです。
一方、インナーマッスルは体積が小さく、両端は関節をまたいで比較的近くに結びついています。関節の構造を補強する靭帯のような役割をして持続的に働いていますが、発揮する力は弱く、おこせる運動も小さいものです。
肩関節まわりの筋肉を例にすると、アウターマッスルである三角筋の内側に、インナーマッスルの棘上筋、肩甲下筋があります。アウターマッスルは関節の動作に関わりますが、インナーマッスルは関節を安定させるのが役割です。
インナーマッスルは大きくなりにくい
ここでインナーマッスルは極端に減ることがない一方で、筋トレで大きくもなりにくい筋肉。一生のあいだでボリュームが極端には変化しません。
それに対してアウターマッスルは、ボリュームの変化が大きいのが特徴。加齢や運動不足でどんどん小さくなってしまいます。このため、筋トレではアウターマッスルを鍛えたほうがボディメイクの成果が出やすいのです。
そもそもインナーマッスルはアウターマッスルの補佐的な役割をしています。アウターマッスルを鍛えれば、同時にインナーマッスルも使われるわけです。インナーマッスルはこだわりすぎは逆効果。アウターマッスルをしっかり鍛えましょう。
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