女性の皮下脂肪は落とすより移動させたほうが得
脂肪の位置は変えられるのをご存じですか? だったら、女性のぽっこりお腹についた皮下脂肪は、落とすより胸やお尻に移動させたほうが得。やわらかい脂肪が適度についた体は、女性らしくて魅力的です。皮下脂肪を落とすのではなく、移動させる方法を紹介しましょう。
皮下脂肪は落とすのではなく移動
女性の体型が崩れるのは、皮下脂肪の下垂に原因があります。胸やお尻、お腹などはもともと皮下脂肪が多く、重力の影響を受けやすいのです。加齢とともに流れ落ちた皮下脂肪は、骨盤など大きな骨の周囲に溜まります。
そんな皮下脂肪を落とすのではなく、移動させる方法があるのです。体を強くもむと化学伝達物質であるノルアドレナリンが分泌。皮下の中性脂肪が遊離脂肪酸とグリセロールに分解されます。
このとき遊離脂肪酸は血中に放出されて、代わりに水が入り込んで脂肪細胞がやわらかくなるのです。さらにもみ続けると水が徐々に排出され、脂肪細胞は小さくなります。
皮下脂肪を移動させるポイント
やわらかくなった脂肪は、移動しやすくなります。ぽっこりお腹にたまった脂肪を、重力で流れ落ちるのと逆方向に押し上げることで、本来あるべき胸やお尻に戻せるのです。
とくに、体が温まったお風呂上りは皮下脂肪の移動に効果的。つかんだときに固い部分や痛い部分は、まずはほぐすことが肝心です。ほぐすことで脂肪はホイップクリームのようにふわふわになり、移動しやすくなります。
皮下脂肪を移動させる方法は、広い範囲を大胆につかむことがポイント。親指と人差し指の間を大きく広げ、つかむ部分に手を当てます。親指とそれ以外の4本の指で挟むように、強めの力で皮下脂肪をつかむのです。
そして、4本の指は固定して、親指でつかんだ皮下脂肪を痛みを感じるくらいに強く押します。脂肪が固くなっていると、コリコリする感触を感じられるでしょう。
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