炭酸水の効果は500ml以上飲むと意味がない
胃腸を健康にしたり傷を治したりと、炭酸水には不思議な効果があります。効果の秘密は炭酸水の泡。炭酸水の泡は二酸化炭素なのです。この炭酸水が一時的な酸欠状態を生み出して、結果的に血流をアップさせるのです。ただし、炭酸水の効果は500ml以上飲むと意味がありません。
炭酸水の効果で血流がよくなる
炭酸水が肌に触れるおきるのが、皮膚の表面が赤くなるという現象。これは炭酸水の泡に秘密があります。炭酸水の泡は二酸化炭素。空気よりもはるかに濃い二酸化炭素が肌に触れることになります。
肌に触れた二酸化炭素は吸収され、さらには血管に侵入。このとき、血管は一時的に酸欠状態になります。すると、より多くの酸素を送り込むために血管が拡張。血流がよくなるために肌が赤くなるのでした。
この血流効果が傷を治すという炭酸水の効果につながります。炭酸水を傷につけると、その部分の血流がよくなるということ。酸素や栄養分がより届けられるので、細胞が再生するのです。
炭酸水の飲みすぎは逆効果
炭酸水を飲むと、胃の中で膨張して活動が鈍るイメージがあります。しかし実際は、胃の中に炭酸水が入った状態と普通の水が入った状態では、圧倒的に炭酸水が入った状態のほうが胃が活発になるのです。
胃が活発になるのも、やはり炭酸水の血流効果。炭酸水に触れた内臓まわりの血流がアップすることで、胃腸の消化機能が上がるのです。これが胃腸を健康にするという炭酸水の効果につながります。
ただし、一度に500ml以上飲んでしまうと炭酸水の効果は意味がありません。逆に胃腸の動きが鈍くなってしまいます。炭酸水の効果は1日コップ1杯ほどで十分。飲みすぎはむしろ逆効果なのです。
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