筋肉の付け方は5つの条件を満たす必要がある
筋肉の付け方にはコツがあります。筋肉はトレーニングによる刺激を受けて発達するもの。これは筋肉がストレスを受けることで強くなる必要性を感じるからです。筋肉の付け方のコツは、いかに効率的に筋肉にストレスを与えられるかということ。それには5つの条件を満たす必要があります。
筋肉の付け方に影響するストレス5つ
筋肉にストレスがどのように作用するかの具体的なメカニズムはじつは解明されていません。しかし、筋肉の付け方に影響するストレスは大きく5つに分類されます。
1つは筋肉による力の発揮です。筋肉が強い力を発揮すること自体がストレスになります。2つめは筋繊維の損傷です。ミクロレベルの筋損傷は、筋肉を付けるストレスとしてよく知られています。
3つめは代謝物の蓄積です。乳酸や一酸化窒素をはじめとした代謝物の蓄積もストレスになります。4つめが低酸素状態です。筋肉内が酸素不足になると筋肉が発達されると考えられています。
筋肉の付け方の条件に合った筋トレ
最後の5つめがホルモン分泌。筋トレによって筋肥大を促すホルモン分泌が増えるとされています。筋肉の付け方は、この5つの条件を満たすことが必要なのです。
そして、この5つの条件を満たす筋トレが8~12回で限界となる負荷での筋トレ。1回しか上げられない負荷でも筋肉の付け方の条件を満たしませんし、30回も50回もできる負荷でも同様です。
効率的な筋肉の付け方には、その5つの条件をよく理解することが大切。そして、その条件にあった筋トレの方法を選択する必要があるのでした。
■「筋肉の付け方」おすすめ記事
筋肉をつける食事の基本はタンパク質とビタミンB6
筋肉をつける食事「マグロ赤身」でBCAA補給
筋肉をつける筋トレ後30分以内の牛乳200cc
筋肉をつける食事は筋トレ2時間以内が効く
筋肉をつけるなら「脂肪」も摂らなきゃダメ
筋肉をつけるなら最大10回で速筋を鍛えるべし
筋肉をつけると免疫力がアップする理由とは
腹筋を割る方法は筋トレじゃなく食事制限
筋トレ前に食事するならどの時間帯が正解?
筋トレの食事「前・中・後」で摂るべき栄養が違う