体幹トレーニングメニューは股関節の動きに注意
あらゆる動作の起点となる体幹は、スポーツだけでなく日常生活でも重要なパーツ。そんな体幹をトレーニングするメニューは、前面の腹筋群と後面の背筋群のバランスが大切です。そして、体幹トレーニングメニューで注意すべきが股関節の動き。股関節は体幹トレーニングの対象外です。
体幹トレーニングメニューのバランス
あらゆる動作において、腕や足の土台となる体幹のトレーニングは欠かせません。スポーツだけでなく日常生活でも、強い体幹を維持することは、姿勢の維持や腰痛予防などに役立ちます。
体幹のトレーニングメニューは、前面の腹筋群と後面の背筋群をバランスよく鍛えることが大切です。体幹トレーニングで前後のメニューのバランスが悪いと、逆に悪い姿勢や腰痛の原因となってしまいます。
そして、さらに体幹側面の腹斜筋群をトレーニングメニューを追加するとよいでしょう。体幹を横に曲げるメニューや体幹をひねるメニューを取り入れると、バランスよく体幹をトレーニングできます。
体幹トレーニングメニューのポイント
体幹のトレーニングメニューでポイントになるのは、正確な動作を意識して大きく動かすことです。正確な動作という意味では、体幹と股関節の動きを混同しがちなので注意しましょう。
体幹トレーニングなのに股関節ばかり動かしてしまうと、ターゲットとなる腹筋や背筋が鍛えられません。ちなみに、股関節は体幹トレーニングメニューの対象外という位置づけになります。
体幹トレーニングで下背部のメニューをを選んで取り組むときは、上背部とは別の部位であることをしっかり意識してください。上背部は腕を引く働きを持つ広背筋などですが、下背部は胴体をそらす働きを持つ脊柱起立筋。同じ背筋でも位置づけがまったく違うのです。
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