便秘に効く日本人の腸の形に合わせたストレッチ
日本人の腸は西洋人と比べて便秘になりやすい形状です。そこで、日本人の腸の形に合わせたストレッチが便秘に効くのです。具体的には腸のねじれをゆるめるストレッチと、腸を持ち上げるストレッチです。便秘に効くストレッチは、寝る前に1日1回行うだけで効果が期待できます。
便秘に効くストレッチ1つめ
人体解剖図で見ると、おへそのあたりにあるのが小腸です。それを取り囲むようにして、四角く配置されているのが大腸になります。しかし、これは西洋人によく見られる大腸の形なのです。
じつは日本人の場合、大腸がこのようなきれいな四角を描いていることはありません。実際は、グルグルねじれていることがほとんど。この大腸のねじれこそが日本人の便秘の原因なのです。このため、便秘に効くストレッチは日本人の腸の形に合ったものではなりません。
便秘に効くストレッチ1つめは「ねじれゆるめ」です。肩幅より少し広めに足を開いて、背筋をピンと伸ばして立ったら準備完了。両手を広げて、左右に体をひねるだけです。
便秘に効くストレッチ2つめ
この便秘に効くストレッチは1日1分間で十分。回数としては20～30回ほどが目安です。体をひねることでねじれた腸をゆるむので、便が出やすくなります。便秘がひどい場合は、朝夕2回ストレッチするとよいでしょう。
便秘に効くストレッチ2つめは「腸の持ち上げ」です。仰向けになって両手は恥骨のすぐ上に置いて、ひざを立てたら準備完了。この姿勢で腸を下から左右の手で交互に引き上げるのです。
ポイントは、交互に持ち上げて腸を揺らすように刺激すること。このストレッチも1日1分間ほどで効果が出ます。寝る前に「ねじれゆるめ」とセットで行うのとよいでしょう。
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