体脂肪率の標準は15~20%!肥満とは25%以上
体重から体内総水分量、細胞内の水以外の物質および無機質(除脂肪)を除いたものが体脂肪量です。そして、体脂肪の体重に占める割合を体脂肪率として表します。体脂肪率は高すぎても低すぎても不健康。体脂肪率15~20%の標準の範囲が適正といえるでしょう。
体脂肪率の標準は男性15~20%
体脂肪率は肥満を決定する指標です。標準とされる体脂肪率は、男性が15~20%、女性が20~25%。男性なら25%以上、女性なら30%以上が肥満となります。
体脂肪率が高い、すなわち体脂肪が多いということは、コレステロールや中性脂肪などの血中脂肪が多いということ。コレステロールや中性脂肪が多いと、血管内壁にこれらが溜まってしまい、動脈硬化が進行してしまいます。
動脈硬化が進行するということは、血管に弾力性がなくなっていくということ。結果的に、血圧が高くなってしまうのです。
体脂肪率は標準の範囲が適正
このように体脂肪が多いことは高脂血症や動脈硬化症、高血圧症などの生活習慣病と深く関係しています。だからこそ、体脂肪率が高い肥満が不健康に結びつくわけです。
とはいえ、体脂肪率が低ければよいというわけではありません。体脂肪の役割にはエネルギーを蓄積すること、体温を保持すること、外部からの衝撃から体を守ることなどがあるからです。
体脂肪率が低い人の中には、体温の放熱が多くなるため寒さに弱いという人も少なくありません。とくに筋肉量を伴わない低すぎる体脂肪率は、不健康といわざるをえないのです。体脂肪率は標準である15~20%の範囲が適正といえます。
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