ヨガの呼吸法でインナーマッスルを鍛える方法
腹横筋は、骨盤や肋骨下部から水平に走っているインナーマッスル。内臓を守るコルセットような働きを持ちます。このインナーマッスルをヨガの呼吸法で鍛える方法を紹介しましょう。胸式呼吸と腹式呼吸の組み合わせというヨガの呼吸法が、腹横筋の筋トレにつながるのです。
ヨガの呼吸法で腹横筋を筋トレする
腹横筋の重要な役割が、内臓を正しい位置に保つことです。加齢によるインナーマッスルの衰えによって、内臓が正しい位置より下がってしまうのが、お腹まわりが太くなる原因。それを解消するのが腹横筋なのです。
そこで、ヨガの呼吸法で腹横筋を筋トレする方法を紹介しましょう。簡単にいえば、立った状態で胸式呼吸を4回の行ったあとに、お腹をへこませて胸を膨らませたまま4回の呼吸を行うというヨガの呼吸法です。
まずは胸式呼吸から。お腹をへこませつつ胸を大きく膨らませながら息を吸い、吐きながら元の状態に戻ります。これを4回繰り返します。ただし、ここまでは腹横筋の筋トレとしては準備段階です。
ヨガの呼吸法はドローインに通じる
大切なのはここから。お腹をへこませ胸を膨らませた状態をキープしたまま4回、ゆっくり呼吸します。慣れないうちは、お腹をへこませて胸を膨らませた状態をキープするだけで精一杯でしょう。
ヨガの呼吸法は、仰向けでペットボトルを下腹部に乗せるとやりやすいかもしれません。ペットボトルがなるべく下がるように大きく胸で息を吸って、その状態をキープしたまま呼吸するのです。
ヨガの呼吸法による腹横筋の筋トレは、いわゆるドローインのエクササイズにも通じるものがあります。ドローインはお腹をへこませることで腹横筋を収縮させる筋トレです。
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