腕を組むクセは三角筋の衰えが原因かもしれない
腕を組むクセは三角筋の衰えが原因かもしれません。あまり意識しませんが、腕そのものにも重さがあります。この重さを支えている三角筋が弱ってくると、腕の重さが無意識のうちに負担と感じるようになるというわけ。それが腕を組むクセとなるわけです。
腕を組むクセは三角筋が弱っている
ふだんの生活のなかで腕を組むクセが付いている人は、三角筋が弱っている疑いがあります。腕の重さはそれぞれ2~3kgほど。腕の重さが負担となって、無意識のうちに腕を組むクセがついてしまうのです。
また、机に座っているときに両手をテーブルやひじ掛けに乗せる人も多いでしょう。これも腕を乗せると楽だから出る無意識の行動。腕を組むクセ同様に、三角筋の衰えが原因かもしれません。
そこで、オフィスでもできる三角筋の鍛え方を紹介しましょう。筋トレでいえば、サイドレイズという種目になります。
腕を組むクセが自然と解消される
椅子に座ったら、片手にカバンを持って床においてください。両足をしっかり地面につけて背すじを伸ばして、体幹がブレないように注意します。
この体勢からゆっくり肩の高さまでカバンを引き上げるのです。カバンの重さは500gくらいが目安。500mlペットボトルくらいの重さです。
この動きを左右それぞれ20回×2セット行います。三角筋を鍛えて筋肉量が増えてくれば、腕の重さを負担に思わなくなってくるはず。腕を組むクセも自然と解消されてくるでしょう。
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