スポーツ吹き矢の健康効果は前後の動作に秘密
スポーツ吹き矢は1988年、中国で気功の腹式呼吸を学んだ日本スポーツ吹矢協会会長の青柳氏が、吹き矢と気功を融合させたもの。もともと健康増進を目的としたスポーツなのです。このため、スポーツ吹き矢の健康効果は前後の基本動作に秘密があるのでした。
スポーツ吹き矢の5つの基本動作
スポーツ吹き矢は単に矢を吹くだけでなく、その前後に5つの基本動作が含まれています。スポーツ吹き矢ではこの基本動作を行うことがとても重要なのです。スポーツ吹き矢の5つの基本動作を紹介しましょう。
まずは、筒を持った両手を高く上げながら3秒かけて鼻から息を吸います。続いて、両手を下げながら9秒かけて口からゆっくり息を吐き出すのです。このとき大切なポイントは、ゆっくり息を吐きながらお尻をグッと締めること。息を吐くときに肛門を締めるようにするのです。
今度は的を狙いながら鼻から大きく息を吸います。そして、短く一気に吹いて吹矢を飛ばすのです。吹いたあとは6秒かけて呼吸を整えます。
スポーツ吹き矢でインナーマッスル
スポーツ吹き矢では、鼻から息を吸うときはお尻の力をゆるめ、口から吐くときは肛門を締めるのがポイント。吹き矢を吹く瞬間にはお尻が締まるため、骨盤底筋群が鍛えられるのです。
さらにスポーツ吹き矢は、別のインナーマッスルを鍛えることができます。そのインナーマッスルとは横隔膜です。
横隔膜は肺の下にある呼吸を行うために重要なインナーマッスル。しっかり息を吸い込んで一気に吐くことで、横隔膜の動きに緩急がついてよくなっていくのです。
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