腹筋ローラー効果はエキセントリック収縮にアリ
腹筋ローラーの効果は通常の腹筋運動とは少し趣が異なります。一般的に腹筋運動は筋肉を縮めるコンセントリック収縮ですが、腹筋ローラー効果はエキセントリック収縮とアイソメトリック収縮です。だからこそ、腹筋ローラーの効果は腹筋運動とはひと味違います。
腹筋ローラーの効果はバツグン
腹筋を鍛えるアイテムとしておなじみの腹筋ローラー。車輪に取っ手が付いただけのシンプルな構造なため、千円台から手に入るお手軽な価格も腹筋ローラーの魅力でしょう。
それでいて、腹筋ローラーの効果はバツグン。一般的な腹筋運動とは異なるメカニズムで鍛えられるからです。短時間で効率的に、体幹全体を鍛えることができます。
筋トレには、2つのタイプがあります。関節を動かしながら筋力を発揮する「等張性収縮」と、関節を動かさないで筋力を発揮する「等尺性収縮」です。等尺性収縮はアイソメトリック収縮とも呼ばれます。
腹筋ローラー効果で姿勢を維持
等張性収縮はさらに2つに分けられます。それが筋肉が縮みながら力を発揮する「短縮性収縮」と、筋肉が伸びながら力を発揮する「伸張性収縮」です。それぞれ「コンセントリック収縮」と「エキセントリック収縮」と呼ばれます。
そして、腹筋ローラーの効果は腹筋が伸びながら力を発揮するエキセントリック収縮と、動きを安定させるアイソメトリック収縮。これが腹筋ローラーの効果が、腹筋運動とはひと味違う理由になります。
エキセントリック収縮とアイソメトリック収縮は、伸ばして維持する力。姿勢維持に力を発揮する動きになります。このため、姿勢を維持する体幹が鍛えられるのが、腹筋ローラーの効果ともいえるのです。
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