皮下脂肪と内臓脂肪で落とし方はまったく違う
ダイエットで脂肪を落とすと一口にいっても、皮下脂肪と内臓脂肪で落とし方はまったく違います。逆にいえば、皮下脂肪と内臓脂肪の違いを知っておけば、効率的にダイエットできるということです。皮下脂肪と内臓脂肪の基礎知識と、その落とし方を解説していきます。
皮下脂肪と内臓脂肪の割合を知る方法
皮下脂肪は、文字どおり皮膚の下にあってつまむことができる脂肪。一方の内臓脂肪は、お腹の内臓まわりにある脂肪です。一般的に体重計に付いているのは体脂肪計。これは皮下脂肪と内臓脂肪の合計値になります。
皮下脂肪と内臓脂肪がどんな割合かは、病院でCT検査などを受けなければ正確にはわからないもの。ただし、だいたいの目安を知る方法はあります。
腹筋にグッと力を入れてつかめるお肉が皮下脂肪です。つかめるお肉が少ないにもかかわらず体脂肪計の体脂肪率が高い場合は、内臓脂肪が多いと判断できます。
皮下脂肪は有酸素運動と筋トレが有効
脂肪の落とし方に関しては、皮下脂肪は定期預金で内臓脂肪が普通預金といわれます。皮下脂肪は、いったん溜まるとなかなか落とせません。一方の内臓脂肪は比較的すぐに落とせますが、逆にちょっとの食べすぎでも増えるのです。
このため、ダイエットで脂肪を落とすなら、まずは内臓脂肪をターゲットにします。とくに、空腹時は内臓脂肪がエネルギーとして使われるタイミング。お腹がグーッと鳴ったら内臓脂肪を落とす合図と考えましょう。
内臓脂肪を落としたら、次のターゲットは皮下脂肪。皮下脂肪の落とし方は、有酸素運動と筋トレの組み合わせが有効です。また、皮下脂肪そのものをマッサージするのも効果的といわれています。
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