脊柱起立筋は背中の筋肉でもっとも深部にある
脊柱起立筋は菱形筋などのインナーマッスルのさらに深層にある複合筋です。姿勢維持など日常での使用頻度が高いだけでなく、スポーツをするときも上体を起こす動きや固定する作用を持っているのが脊柱起立筋。四肢の土台となったり、四肢と連動して動く重要な筋肉群なのです。
脊柱起立筋は深部のインナーマッスル
脊柱起立筋は大小さまざまな筋肉が腰から背中、首に向かって走る筋肉群。背中の筋肉のうちもっとも深部にあるインナーマッスルです。背骨から直接つながっている筋肉も多く存在します。
脊柱起立筋は、まっすぐに立ったり背中を反らすといった日常動作から、あらゆるスポーツの動作にかかわる筋肉。重力に抗するあらゆる動きで使われることから、抗重力筋にも分類されます。
したがって、筋肉としては持久力が求められるのが脊柱起立筋。拮抗筋である腹直筋よりも、遅筋繊維の比率が高いことが特徴になります。強い体幹や美しい姿勢を維持するためには、脊柱起立筋のトレーニングが重要です。
脊柱起立筋を鍛える筋トレメニュー
そんな背中の複合筋である脊柱起立筋を鍛える筋トレメニューがバックエクステンションです。両手を伸ばしてうつ伏せになったら、つま先は床に立てるようにします。
この体勢から、右腕を上げたときは左足を上げ、左腕を上げたときは右足を上げるのです。床についているほうの手足でバランスをとるようにします。1セット15回を3セット行うとよいでしょう。
バックエクステンションはおもに脊柱起立筋が鍛えられますが、大殿筋やハムストリングも鍛えられます。このため、ヒップアップしたスッキリした後ろ姿を手に入れることができるのです。
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