計るだけダイエットは朝食前の夕食後に体重測定
「計るだけダイエット」は朝晩2回、体重を記録してグラフ化するだけで痩せられるメソッド。なんと運動や食事制限をする必要はありません。実際に、たった2週間で1.4kgのダイエットに成功した事例もあるほどです。なぜ計るだけでダイエットできるのか、そのメカニズムを見ていきましょう。
計るだけダイエットは体重グラフ化
計るだけダイエットで体重測定するのは朝食前と夕食後。なるべく同じ時間に同じ服装で計ります。そして、1日で減らす目安は100gまで。あまり急激にやせすぎると、リバウンドにつながって逆効果です。
計るだけダイエットでは、記入シートに体重を記載してグラフ化すると、いつの間にか食べすぎがなくなり体重が右肩下がりになっていきます。実際、これまでどんなダイエットをしてもやせなかった人が、たった2週間で1.4kg減を実現しました。
グラフが下がっていくときの快感と、から揚げやとんかつを食べたときの快感はじつは同じもの。脳内では、同じ快感物質が分泌されているのです。だからこそ、知らないうちに努力を始められるようになるのです。
計るだけダイエットで意識が変わる
計るだけダイエット体験者に話を聞いてみると、外食するときにこれまで見向きもしなかったカロリー表示を見るようになったといいます。脂っぽいものが多かった外食も、カロリーが少ないものを選ぶようになりました。
計るだけダイエットで意識が変わったポイントは、記入シートにある言い訳欄にあります。具体的に見てみると、朝起きて体重が減ったときには「よっしゃ」というコメント。しかし、その晩には体重が増えてしまっていると「相撲のせい」と書かれています。お気に入りの力士が負けて、やけ酒を飲んでしまったといいます。
グラフ化することでダイエットする快感をゲーム感覚で楽しめるのは、計るだけダイエットの基本。そこに加えて、記入シートの言い訳欄が、本人に気づきを与えているのでした。