筋トレダイエットでは無理な食事制限は損をする
もっとも効果的なダイエット方法は、筋トレと食事制限の組合せ。消費エネルギーを増大させながら摂取エネルギーを減少させれば、どんどん痩せていく体になっていきます。ただし無理な食事制限はNG。筋トレダイエットでは、無理な食事制限をするほど損をすることになるのです。
筋トレと食事制限によるダイエット
筋トレと食事制限によるダイエットは、無理な食事制限は損をします。なぜなら、食物の消化吸収活動に必要なエネルギーである「食事誘導性熱産生」の消費エネルギーを捨てるようなものだからです。
1日の総エネルギーの消費量の内訳を見てみると、基礎代謝が6割を占めています。残りのうちの3割が身体活動、そして1割が食事誘導性熱産生なのです。
そもそもダイエットに筋トレが有効な理由は、基礎代謝のうちもっとも多くを占めるのは骨格筋によるもの。つまり、筋トレで筋肉が増えれば増えるほど基礎代謝が上がるのです。
筋トレを繰り返してダイエット体質
そして、筋トレによって増えた筋肉によって、残りの身体活動も食事誘導性熱産生も底上げ。人間の消費エネルギーのほとんどに関わる筋肉を筋トレで鍛えることが、どれだけ重要かよくわかるでしょう。
また、筋肉を増やすには、筋肉の材料となるタンパク質の摂取が欠かせません。筋トレをしても無理な食事制限でタンパク質を摂取しないと、筋肉が増えるどころか、やせ細ってしまう恐れもあるのです。
筋トレを繰り返すことで体質が改善されれば、自然とエネルギーを燃やせるダイエット体質になっていきます。そこにプラスするのは、ほんのちょっとの食事制限。これでリバウンドしにくいダイエットの完成です。
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