ダイエットに効く体幹トレーニングの基本ポーズ
カロリー制限による無理なダイエットは、骨密度の減少や摂食障害を招きます。その点、体幹トレーニングなら無理のないダイエットが可能です。さっそくダイエットに効く体幹トレーニングの基本ポーズを紹介しましょう。体幹を鍛えればダイエットできるのです。
体幹トレーニングで横っ腹ダイエット
ダイエットの悩みといえば横っ腹のお肉でしょう。お腹の前後は腹筋運動などで多少は減らせますが、横っ腹のお肉はなかなか減りません。たしかに日常生活では、お腹の横の部分の筋肉を使う場面はあまりないのが実際。そこで、体幹トレーニングで横っ腹をダイエットしてしまいましょう。
まず地面に右手を下にして横向きになったら、肩の下にひじをつきます。頭は体の軸に対してまっすぐの状態をキープ。しっかり首の筋肉でサポートして、頭が下がらないようにします。
頭から足までを一直線にしたら、ひざを90度折り曲げてください。左手は体に沿って付けておきます。この状態から3秒かけて、左手をカラダの正面に出しながら骨盤を浮かせるのです。10秒間キープしたら元に戻ります。左右でそれぞれ、朝昼晩の1日3回やると効果的です。
体幹トレーニングにダイエット効果
この体幹トレーニングはわき腹にある腹斜筋と腹横筋、そしてお尻の大殿筋を鍛えるもの。ダイエット効果が期待できます。わき腹はなかなか使う機会がないので、これをきっかけに使うようにするとよいでしょう。
この体幹トレで余裕のある人は、よりダイエット効果を上げるためにステップアップしましょう。横になってひじをついて頭から足までを一直線にしたら、ひざを曲げずに伸ばしたまま、腕を前に出して骨盤を浮かせるのです。
このとき、ありがちな失敗は骨盤が前後に傾いてしまうこと。わき腹の筋肉でしっかり支えるようにして、骨盤をまっすぐにするのがポイントです。
ダイエットに効く体幹トレ基本ポーズ
もう1つ、ダイエットに効く体幹トレーニングの基本ポーズがあります。うつ伏せになったら、ひじを肩の下についてください。そして、頭から足までが一直線になるようにキープするのです。
この体幹トレーニングは10秒間キープすることを目指します。お腹まわりの筋肉に力が入っていることを意識することがポイントです。お尻が上がったり下がったりしないように注意します。
ちなみに、1つめの横向きポーズは「サイドポジション」、2つめのうつ伏せポーズは「フロントポジション」です。いずれもプランクと呼ばれているエクササイズで、お腹まわりのダイエットに効果があります。
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