下半身の筋トレがダイエットにはもっとも効果的
基礎代謝は何もしなくても生命を維持するために消費されるエネルギーのこと。人間の1日の消費エネルギーの70%も占めています。いわゆるダイエット体質とは、この基礎代謝が高い人のこと。そして基礎代謝が高いダイエット体質になるには、下半身の筋トレがもっとも効果的です。
下半身の筋トレと同じ消費カロリー
基礎代謝のうち60%は、筋肉が熱を生み出すために使われるエネルギーです。このため基礎代謝は筋肉量に比例します。筋肉量が多い人は基礎代謝も高くなり、筋肉量が少ない人はそれに比例して基礎代謝も低くなるのです。
また、筋肉量が少なければそれだけ、基礎代謝以外の活動によるエネルギー消費も少なくなるもの。筋肉量が多いか少ないかは、消費エネルギーを多いか少ないか、すなわちダイエット体質か否かを決定付けるのです。
一般に筋肉量が1kg増えると、基礎代謝が50kcal増えるといわれています。これは下半身の筋トレでたとえるなら、体重50kgの20代女性が行う10分間の踏み台昇降運動に匹敵する消費カロリーです。
下半身の筋トレでダイエット体質
筋肉量を1kg増やせば、何もしなくても毎日それだけの運動をしたと同じだけのエネルギーが勝手に消費されていくということ。これが筋肉がつくと脂肪が燃えやすいダイエット体質になるといわれる理由です。
そして、筋肉量を増やすなら下半身の筋トレを重点的に行うのが効果的。人間の体には650種類ほどの筋肉がありますが、その3分の2が下半身に集中しています。
その下半身の中でも、もっとも筋肉が多いのはお尻から太ももにかけて。下半身の筋トレをこの部分中心に行えば、ダイエット体質に生まれ変われるということです。
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