筋トレあとの食事が焼肉ならタン・ハツ・ツラミ
筋トレあとの食事は、筋肉の材料となるたんぱく質を摂ることが大切です。その意味で、筋トレあとの食事に焼肉はピッタリといえるでしょう。そして、筋トレあとの食事としてオーダーするなら「タン・ハツ・ハラミ」がおすすめ。いずれも赤身が多い部位になります。
筋トレあとの食事に最適な部位
「タン・ハツ・ハラミ」に赤身が多いのは、いずれも日ごろからよく使われる部位だからです。タンは舌なので食べるときによく動きますし、ハツは心臓なのでまさに動き続けている部位になります。
ツラミはホホなので、タンと同様に食べるときに動く部位です。余分な脂身が少ないため、筋トレあとの食事に最適といえるでしょう。しかも、これらの部位は疲労回復にも効果があります。
というのも「タン・ハツ・ハラミ」はよく動く場所だけに疲労できません。そこで、これらの部位には疲労しにくい物質が含まれているのです。それが疲労回復効果があるアミノ酸の一種「アンセリン」です。
筋トレあとの食事にアンセリン
すなわち、筋トレあとに「タン・ハツ・ハラミ」を食べることは、良質なたんぱく質によって筋肉の材料となるだけではありません。アンセリンを摂り込むことによって、疲労回復も実現できるのです。
アンセリンはほかにも、鶏の胸肉やマグロやカツオの赤身に多く含まれています。鶏の胸肉は渡り鳥などが長距離を飛び続けるには疲れてはならない筋肉です。マグロやカツオは動き続ける回遊魚ですから、疲れにくいことは必須条件です。
じつはアンセリンの含有量を見ると、牛や豚と比べて鶏肉に多く含まれていることがわかります。100gあたりのアンセリン含有量は牛肉のモモ肉で3㎎のところ、鶏肉の胸肉は791㎎となっています。
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