ふくらはぎがつるのは仰向けに寝ることが原因
そもそも、ふくらはぎはなぜつるのでしょう。ふくらはぎがつるのは、筋肉が異常に縮みすぎてしまっておこる現象です。その痛みは、筋肉のあいだを通る血管が、筋肉に圧迫されておこります。そして、ふくらはぎがつるのは仰向けに寝ることにも原因があるのです。詳しく見ていきましょう。
ふくらはぎがつる原因は仰向け寝
じつは、寝ているあいだにふくらはぎがつる原因は「仰向け寝」にもあるのです。仰向けに寝ているときの足の状態を思い浮かべてください。布団の重さなどでつま先が伸びてしまっている場合があります。
じつは、つま先が伸びている状態というのは、ふくらはぎの筋肉が縮みやすい状態です。ポイントは、ふくらはぎの筋肉の両端にある腱紡錘。腱紡錘は筋肉の両端についている、筋肉の縮みすぎを防ぐセンサーのような役割をしています。
通常、起きているあいだは腱紡錘のセンサーが働いた状態。筋肉が縮みすぎることはありません。しかし、寝ているあいだは腱紡錘もお休み。ふくらはぎの筋肉が縮みやすい状態で布団が重しになると、筋肉が縮みすぎることがあるのです。
ふくらはぎがつるのを予防する方法
これが、仰向け寝でふくらはぎがつるメカニズムになります。腱紡錘のセンサーが休んでいるために、筋肉が縮みすぎてしまうのです。そこで、ふくらはぎがつるのを予防する方法を紹介しましょう。
ふくらはぎがつるのを予防するには壁押しが有効です。片足を前に出して壁に手をついたら、前足のひざを軽く曲げて1分間キープします。このとき、後ろ足のかかとを床から離さないようにしましょう。
こうして、ふくらはぎの筋肉を柔らかくしておけば、寝ているあいだでも腱紡錘のセンサーが働きやすくなります。これを両足、行います。毎晩、寝る前に行うとふくらはぎがつるのを防いでくれるのです。
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