股関節を柔らかくする方法はタオルにのってやる
股関節を柔らかくする方法といっても、床に寝そべって開脚するなど柔軟体操をする必要はありません。ふだん使えていない股関節の筋肉を使えるようにするだけで、十分に股関節を柔らかくする方法になります。タオルの上に立って足を開いたり閉じたり、回したりするだけでOKです。
股関節を柔らかくする方法にタオル
股関節が柔らかくなってスムーズに動くようになると、重心の移動が安定して筋肉がよく動くようになります。股関節を柔らかくすることは結果的に運動能力が向上。体勢を崩したときもすぐに立て直せるようになるのです。
さっそく、股関節を柔らかくする方法を紹介しましょう。机やキッチン台など動かないものの前の床にタオルを広げてください。イスの背もたれでもOK。次に足をタオルの両端にのせます。手を机やイスに置いて、体重をかけたら準備完了です。
この体勢から、両足を閉じたり開いたりを繰り返します。タオルの上で行うのは、それ以上は足が広がらないようにするため。この股関節を柔らかくする方法で使われるのは、内転筋というももの内側の筋肉です。
股関節を柔らかくする方法のポイント
もう1つ、股関節を柔らかくする方法があります。タオルの足の幅を肩幅くらいにしたら、今度は股関節をひねる運動を行います。つま先を内側・外側と交互に回すのです。ひざを伸ばすことで、足の動きがそのまま股関節の回転として効きます。
股関節を柔らかくする方法のポイントは、トレーニングではないので痛くなるほどはやらないこと。股関節の筋肉の使い方をマスターするイメージで行います。1日に10回程度ずつ行うとよいでしょう。
日々の生活では使う筋肉はだいたい同じになってしまいます。同じところを同じようにしか使っていません。このため、特別なことをしなくても、ふだんやってない動きをするだけで股関節を柔らかくする方法になるのです。
■「股関節を柔らかくする方法」おすすめ記事
股関節を柔らかくするなら相撲の股割りが効果的
■「股関節」おすすめ記事
体幹を鍛えるときに混同されやすい股関節の動き
自重トレーニングは体幹と股関節の動作が大切
体幹トレーニングメニューは股関節の動きに注意
体幹トレーニングの方法と股関節トレの誤解とは
インナーマッスルストレッチは肩と股関節が重要
股関節痛の原因はインナーマッスル腸腰筋の疲労