肩甲骨体操でウエストがサイズダウンする理由
有名女優やモデルがウエストのサイズダウンに実践しているのが肩甲骨体操です。肩甲骨を回すだけでなぜウエストがサイズダウンするのでしょう? その理由は、脂肪を燃焼させる褐色脂肪細胞と、基礎代謝を上げるインナーマッスルにあります。肩甲骨体操のやり方を詳しく見ていきましょう。
肩甲骨体操はお腹を引っ込める
さっそく、肩甲骨体操のやり方を紹介しましょう。まず左右のかかとを合わせて直立。できるだけつま先を開いてください。この体勢から手の平を下に向けたまま、両手を左右に開いて肩の高さまで上げます。
そこで手の平を上向きにしたら、両腕をやや後ろに引きましょう。そのまま腕をまっすぐ上方に伸ばしていきます。下ろすときは、肩の高さまでは手の平は上向きのまま。胸を張ったまま、意識的にお腹を引っ込めるのがポイントです。
手の平を下向きに返したら、今度はお尻の穴をキュッと引き締めます。そして、腕をお尻の後ろのほうに、手のひらを合わせるように下げていくのです。肩が上がらないように注意してください。肩甲骨体操はこれを1分間繰り返すのです。
肩甲骨体操は褐色脂肪細胞を刺激
肩甲骨体操はまず、肩を回すことで肩甲骨まわりにある褐色脂肪細胞を刺激します。褐色脂肪細胞は、脂肪を分解して熱に変える脂肪の一種。脂肪でありながらエネルギーを消費してくれます。
加えて、お腹を引っ込めたりお尻の穴を引き締めたりすることで、お腹のインナーマッスルや骨盤底筋群を強化。インナーマッスルが鍛えられるため、基礎代謝が上がって痩せやすい体質になります。
こうして肩甲骨体操を続けていくうちに、余分な脂肪が燃焼されるだけでなく、姿勢も改善するというわけ。有名女優やモデルが肩甲骨体操を実践しているというのもうなずける話です。
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