スクワットはやり方次第で下腹部が強化できる
スクワットといえばヒンズースクワットなど、太ももを鍛える厳しいトレーニングを連想します。しかし、やり方次第では下腹部のインナーマッスルを手軽に強化するエクササイズにもなるのです。手軽に下腹部のインナーマッスルを強化できるスクワットのやり方を紹介しましょう。
下腹部を鍛えるスクワットのやり方
腕を大きく振りながら体を前傾させて膝を深く曲げて行う…それが一般的なスクワットのイメージです。しかし、下腹部のインナーマッスルを鍛えるスクワットのやり方はちょっと違っています。
このスクワットのやり方が大きく違うのは、床に対して背骨を垂直にするところ。膝も深く曲げるのでなく、腰掛けるように曲げていきます。具体的なスクワットのやり方を紹介しましょう。
まず足を肩幅よりやや狭く広げて、両手を前に上げます。この姿勢から、骨盤を地面に対して垂直にすることを意識して膝を曲げていくのです。膝を曲げるのは、垂直を保てないと思うギリギリのところまで。そして、元の姿勢に戻ります。
一般のスクワットとやり方が違う
一般のスクワットと違ってこのスクワットのやり方の場合、姿勢を垂直に保とうとすることでインナーマッルがよく働くのです。呼吸は膝を曲げるときには息を吸って、膝を伸ばすときには息を吐くとよいでしょう。
これを1日5回ほど行います。やってみるとわかりますが、お腹の奥にある筋肉が使われている実感できるはず。まさに下腹部のインナーマッスルが鍛えられている証拠です。
一般のスクワットは太ももを鍛えるために大きな動きになりますが、このスクワットのやり方で強化するのは下腹部を中心としたインナーマッスル。一般のスクワットのように、息が上がるほどやる必要はありません。
負荷を上げたスクワットのやり方
下腹部を鍛えるスクワットの負荷をさらに上げるやり方もあります。ただし、バランスが取りにくいスクワットのやり方なので、必ず椅子や机など安定したものの横で行ってください。
足を揃えて立った状態から、膝を前に出しながら90度に曲げながら、かかとを上げてつま先立ちになります。このとき上体が床と垂直を保つようにしましょう。
この体勢からゆっくりと膝を伸ばして軽く膝が曲がった状態3秒キープ、ゆっくりと下げて膝を90度にしたら3秒キープするのです。これを5往復行います。より太ももに負荷をかけるスクワットのやり方です。
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