お腹の肉の原因は皮下脂肪と内臓脂肪と内臓下垂
お腹の肉といっても、その原因は単純ではありません。お腹の肉が肥満が原因と考えがちですが、じつはもっと奥深くに問題が隠れていることがほとんどなのです。お腹の肉の原因は皮下脂肪と内臓脂肪と内臓下垂の3つ。それぞれどのようにお腹の肉に影響を与えているかを見ていきます。
お腹の肉と皮下脂肪と内臓脂肪の関係
肥満とは体脂肪が溜まりすぎた状態のこと。体脂肪率が男性で20%、女性で30%を超えると肥満になります。つまり、お腹の肉を解消して痩せるには、体重ではなく体脂肪を落とすことが肝心なのです。
体脂肪には皮下脂肪と内臓脂肪があります。皮下脂肪は、皮膚のすぐ下にあり、指でつまめる体脂肪。お腹の肉として、直接つまめるのはまさに皮下脂肪です。
内臓脂肪は内臓につく体脂肪で、過剰に溜まるとお腹が内側からせり出してきます。このため、お腹の肉は表面的な皮下脂肪でなく、内臓脂肪に原因が有る可能性もあるのです。
お腹の肉の原因はほとんどが内臓下垂
ただし、お腹の肉の原因にもう1つ、内臓下垂があります。これはインナーマッスル腹筋が衰えることによって、胃や腸などの内臓群が正しい位置より下垂する現象です。
こうなると、内臓が骨盤に溜まったような状態になって、お腹は内側から太くなってしまった状態。じつはこの内臓下垂が、お腹の肉の原因になることがほとんどなのです。
このように、ひと口にお腹の肉といっても、その原因は3つに分けられます。自分のお腹の肉の原因が何かを把握して、正しくダイエットすることが大切です。
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