お尻の筋肉を鍛えれば必ずヒップアップできる
脂肪ばかりのバストと比べ、お尻は大きな筋肉に覆われています。このお尻の筋肉が、脂肪を引き上げているのです。すなわちお尻の筋肉こそが、お尻が垂れるか垂れないかのカギを握るということ。お尻の筋肉と脂肪の関係について、詳しく見ていきましょう。
お尻の筋肉でシルエットは変わる
お尻が垂れる原因は、筋肉の衰えにあります。お尻を広く覆っている大殿筋は、筋膜を通して脂肪を引っ張り上げ、高い位置でキープするのが役割です。
このお尻の筋肉のボリュームが少なくなったりしたにずり落ちると、脂肪は下へ下へと垂れていきます。脂肪の量が変わっていなくても、お尻の筋肉によってそのシルエットはまったく変わってしまうのです。
プリッとしたヒップが完成するのは25歳。それ以降は年を経るにしたがって、垂れ下がっていく一方です。そのシルエットの変遷は「たわむ→下がる→そげる」といわれています。
お尻の筋肉は鍛えれば下垂しない
実際、垂れたお尻のMRI画像を見てみると、お尻の筋肉のボリュームが少なくなって、位置もかなり下がっている状態。こうなると脂肪との結合組織のつながりもゆるんで、脂肪は重力に逆らえずに下垂してしまっています。
これは逆にいえば、お尻の筋肉を維持できれば、お尻が垂れるのを防げるということ。脂肪ばかりのバストと比べ、大きな筋肉で覆われているお尻は、鍛えれば必ずヒップアップするのです。
実際、40代でも日ごろから鍛えていれば「たわむ」レベルで抑えることが可能。MRI画像を見てみると、お尻の筋肉のボリュームはやや減っているものの、全体的に下垂はおこっていませんでした。
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