下半身の筋トレは体幹を鍛えるよりも重要だった
スポーツパフォーマンスのアップやボディメイクに、体幹を鍛えることの重要性が指摘されています。しかし、体幹を鍛えるよりも下半身の筋トレのほうがじつは重要です。体幹は家にたとえると大黒柱になりますが、下半身はそれより重要な基礎。下半身の筋トレを優先すべきなのです。
下半身の筋トレはボディメイクに重要
体幹とは、背骨とそれを支える腹筋や背筋などのこと。体の重要なパーツの1つになりますが、スポーツパフォーマンスやボディメイクの観点からいえば、もっとも鍛えるべきは下半身になります。下半身の筋トレこそが重要です。
人間の体の筋肉は、胸や肩などにある上半身の筋肉、足を動かす下半身の筋肉、胴体部分にある体幹の筋肉…という3つに分けられます。
体幹のウエストは下半身の太もものサイズより大きいものの、大部分は内臓や脂肪。一方の下半身は大部分が筋肉です。下半身は体の中でもっとも筋肉量が多く、全身の60%を占めています。
下半身の筋トレは運動に欠かせない
安静にしていてもエネルギーを消費して体脂肪を減らすのが基礎代謝で、70%を占めているのが筋肉です。つまり筋肉の量が増えれば、それだけ楽に体脂肪を減らせます。体幹を鍛えるなら、より大きな筋肉である下半身の筋トレをしたほうが効率的なのです。
さらに下半身の筋肉は、スポーツパフォーマンスを高めるためにも重要になります。体幹は家にたとえると大黒柱。とても重要なパーツではありますが、家でもっとも大切なのは基礎です。その基礎にあたるのが下半身になります。基礎が傾いていたら、大黒柱をまっすぐ立てることはできません。
上半身でボールを投げたり、パンチを打つといった動作でも、その3分の2のエネルギーは下半身が生み出しています。下半身の筋トレは、運動能力アップのためにも欠かせないのです。
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