細マッチョの筋トレは筋パワーや筋持久力を重視
運動は大事ですが、ボディビルダーのような筋骨隆々の体を目指してはいけません。硬くて重い筋肉でできているので効率よく機能しません。目指すべきは細マッチョ。細マッチョの筋トレは筋肉量を増やすのではなく、筋パワーや筋持久力を獲得するという考え方が重要です。
細マッチョ筋トレはインナーマッスル
細マッチョの筋トレは、アウターマッスルだけでなく、インナーマッスルを鍛えることが必要になります。そのため毎日、軽く少しずつゆっくり行うスロートレーニングで、無理せず運動量を増やしていきましょう。
インナーマッスルは解剖学的にいうと、関節を構成する骨・関節包・靭帯とアウターマッスルの間にある、短く小さな筋肉の集まりです。脊椎や肩、股関節の奥深い関節の近辺にあります。
靭帯が1つずつの関節を一方向に安定化させるのに対して、アウターマッスルは複数の関節をまとめて不安定な状態に速く動かす働きをします。この靭帯とアウターマッスルの間にインナーマッスルは存在していて、両社の調整・橋渡し役を担っているのです。
細マッチョの筋トレは軟骨細胞に刺激
つまり、インナーマッスルは1つの単関節を安定化しながら細やかに動かし、アウターマッスルは複数の多関節を不安定に速く動かすということ。それぞれ役割が違うので、インナーマッスルとアウターマッスルは別々に鍛える必要があります。
そして、細マッチョの筋トレでインナーマッスルを鍛えるには「脊椎・肩関節・股関節」に「前後・左右・上下・回旋・8次回旋」を行うことが大切。あらゆる方向に適度なメカニカルストレスを加えるのです。
細マッチョの筋トレは、インナーマッスルが鍛えると同時に、全身の関節軟骨に刺激を加えることが重要。すると、軟骨細胞が活性化するからです。その結果、細マッチョにふさわしいインナーマッスルと関節の適合性が手に入るのでした。
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