細マッチョになる筋トレがインナーマッスル腹筋！
いわば「体幹トレーニング」はアスリート向け、「インナーマッスルトレーニング」は一般人向けといえます。とはいえ「インナーマッスル腹筋」の筋トレは、細マッチョになるだけでなく「運動能力の向上」にもつながるの筋トレです。腹筋などの見た目だけでなく、運動もできる細マッチョを目指すことができます。
細マッチョの基本的な考えは内臓下垂の解消
「スポーツのときの動きがよくなった」「運動能力が向上した」というのは、細マッチョになる筋トレである「インナーマッスル腹筋」をトレーニングした人からよく聞かれる話。始めて3か月後もたつと、運動能力の向上を感じることができます。
ふだんの生活のなかでは「階段を上る」ときがもっとも実感があるかもしれません。スポーツをしている人であれば、フットサルやバスケットボールでの細かいステップのときに、自分の運動能力の変化を感じられるでしょう。
なぜこのような現象がおきるのでしょう？ 細マッチョになる基本的な考えは「内臓下垂」の解消。筋力の低下で位置が下がった内臓群を本来の正しい位置に戻すことで、体型を細マッチョにすることが目的です。
このとき筋トレで現れてくる効果は、内臓群を正しい位置に戻しているだけでなく、その筋力の強化によってそれらを安定的に固定するようにもなっています。
「運動もできる細マッチョ」につながる
ここで、内臓が振り子のようにグラグラと揺れていること姿を想像してみてください。ただ歩いているだけでも、体は左右に揺れています。階段を上るときは上下動も加わって、内臓の揺れも大きくなるはず。歩き出しや走り出し、逆に立ち止まったりするときも同様です。
つまり内臓下垂を解消していないと、このフラフラした状態で動いていたということ。これでは、スポーツの「ストップ・アンド・ゴー」のような動きをしようにも、内臓が慣性の法則で揺れることで止まりにくいし、ダッシュもしにくいというわけです。いわゆる「体が流れる」状態といえます。
内臓の揺れを抑えるということは、揺れで生じるエネルギーロスがなくなるということ。そのぶん動きにキレが出てきて、日常生活からスポーツまであらゆる場面で動きが機敏になります。このように「インナーマッスル腹筋」強化は「運動もできる細マッチョ」につながるのです。
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