質の良い睡眠のための正しい寝姿勢を保つ寝具
継続的に長い睡眠時間をとるのは難しいもの。そこで大切になってくるのが、いかに質の良い睡眠をとっているかどうかです。そして、質の良い睡眠のポイントになるのが寝ているときの姿勢である寝姿勢です。質の良い睡眠のための正しい寝姿勢を保つ寝具について見ていきましょう。
質の良い睡眠のための正しい寝姿勢
質の良い睡眠のために正しい寝姿勢を保つためには、敷き寝具だけではなく枕も非常に重要になってきます。きれいな寝姿勢とは、楽に立ったときの姿勢がそのまま横になった状態です。
一般的に正しい寝姿勢とは、体と顔の高さが同じになり、線を引くと一直線になった状態になります。一直線になった状態にするためには、後頭部から首、そして肩にかけての隙間を埋めなければなりません。隙間が狭ければ低めの枕、猫背の人など隙間が広い人は高めの枕を選ぶのがポイントです。
続いて、敷き寝具で体にかかる圧力を測定します。圧力は敷き寝具が体に接している部分にかかるもの。この圧力が強いと体に負荷がかかり、うっ血やしびれの原因になってしまうのです。
圧力を測定できるマットレスで寝てみると、強くかかっている圧力が青や赤で表示されます。質の良い睡眠を得られる正しい寝姿勢なら、圧力が分散されているため青や赤などの表示が出ないというわけです。
質の良い睡眠の理想の寝返り回数
同じところにずっと圧力がかかっていると、同じ体勢でいることがしんどくなります。このため、寝返りの回数も増えてくる可能性があるのです。
寝返りも筋肉の運動のひとつ。寝返りの回数が増えると、寝ている間も熟睡できず疲れもとれづらくなります。とはいえ、寝返りの回数が少ないのもよくありません。同じ場所に圧力がかかったままなので、うっ血などを引き起こします。質の良い睡眠の一晩での理想の寝返り回数は20回ほどです。
その意味では、動きやすいマットレスを選ぶことも大切。沈み込むようなマットレスでは寝返りするのも一苦労です。基本的に質の良い睡眠には、あまり体を拘束しないことが大切といえるでしょう。
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