ヒラメ筋はストレッチではなくマッサージが効く
立ち仕事で脚がむくのはヒラメ筋が原因です。ヒラメ筋は立っているときの姿勢を制御するふくらはぎの後部にある筋肉。ヒラメ筋が硬くなることでリンパの流れが停滞して脚がむくんでしまうのです。そんなヒラメ筋をほぐすには、ストレッチではなくマッサージが効果的なのでした。
ヒラメ筋が原因で足がむくむ
ヒラメ筋はふくらはぎの深部をタテには知る細長い筋肉です。立ったり歩いたりするときに姿勢を制御するために働きます。
このため、ヒラメ筋は立ち仕事が多い人は疲れやすい筋肉。硬くなると筋肉の収縮によってリンパを押し戻す機能が低下します。こうしてリンパの流れが悪くなって脚がむくみやすくなるのです。
立ち仕事の人の脚がむくみやすいのは、ヒラメ筋が硬くなることが原因というわけ。血流も悪くなるので冷えの原因にもなります。
ヒラメ筋はマッサージでほぐす
そんな脚のむくみや冷えを解消するには、硬くなったヒラメ筋をほぐすのが基本。ふくらはぎの裏側にあるヒラメ筋をほぐすというと、アキレス腱を伸ばすストレッチを思い浮かべる人が多いでしょう。
しかし、ヒラメ筋は表面にある腓腹筋とは違って、ヒラメ筋はストレッチでは伸びません。ヒラメ筋のほぐすには、ふくらはぎをマッサージするのが効果的なのです。
ふくらはぎ全体や足裏を両手で押すようにマッサージするのが、ヒラメ筋のほぐし方。ヒラメ筋はストレッチではなくマッサージでほぐすのが効果的なのでした。
ヒラメ筋のストレッチのやり方
ヒラメ筋は腓腹筋とともに下腿三頭筋と呼ばれている筋肉。腓腹筋は大腿骨、ヒラメ筋は腓骨から始まって、それぞれアキレス腱につながっている構造です。アキレス腱といえば、かかとを地面につけるストレッチでよく知られています。
アキレス腱は人体の中でもっとも太い最強の腱ですが、スポーツをしたときに断裂することもあるもの。だからこそ、準備運動でアキレス腱を伸ばすようにするわけです。ただし、ヒラメ筋はこの方法ではストレッチされません。
表層にある腓腹筋のストレッチは、いわゆるアキレス腱伸ばしです。しかし、深層にあるヒラメ筋は違います。ヒラメ筋のストレッチは、立った姿勢から後ろに大きく一歩下がり、後方の足を曲げながらかかとを押し付けるのです。
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