食後の運動は肥満ホルモンの分泌を抑えてくれる
食後の運動は肥満ホルモンの分泌を抑えてくれます。というのも、食事をすると血糖値の上昇を抑えるために、肥満ホルモンとも呼ばれるインスリンが分泌されるもの。ところが食後30以内に運動すると血糖値の上昇を自然と緩やかにすることができるのです。
食後の運動に最適なフロントランジ
なかでも、食後の運動なら下半身の筋肉量を上げるトレーニングがオススメ。筋肉には遅筋と速筋という2種類がありますが、下半身には血糖をエネルギー源とする遅筋線維が多いといわれるからです。
このため、食後の運動に下半身を動かせば、体は血糖をどんどん使ってくれます。しかも、下半身の筋肉量を上げることで日常生活の活動量がグンとアップ。痩せやすい体作りにつながります。
そんな食後の運動に最適なトレーニングがフロントランジです。肩幅に足を開いて背筋を伸ばして立ったら準備完了。この姿勢から伸ばした背筋を保ったまま、片足を前に出してひざを曲げるのです。
食後の運動にスプリットスクワット
太ももが床と平行になるまで腰を落としたら、足を戻して元の姿勢に戻ります。腰を落としたとき、ひざがつま先より前に出ないように注意しください。左右交互に20回が目安です。歩幅を広くすれば負荷が高くなります。
もう1つ、食後の運動に最適なのがスプリットスクワット。スクワットは負荷が高いイメージですが、こちらは片足を大きく前に出して行うもの。ひざの上に両手を置いて、前足8割、後ろ足2割で体重を乗せます。
この姿勢から上半身を引き上げる運きを20回、反対も同様です。前足にかける体重の割合を増やせば、負荷は高くなります。いずれも、大腿四頭筋、ハムストリングス、大殿筋を鍛える運動です。
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