フロントブリッジは骨盤の水平を常に意識する
フロントブリッジは、前後左右から体を支える体幹全体の安定性を養う筋トレメニュー。体幹部のインナーマッスルもアウターマッスルも総動員されるフロントブリッジは、体幹トレーニングの基本です。そんなフロントブリッジは骨盤の水平を常に意識するのがポイントになります。
フロントブリッジのポイント
フロントブリッジの姿勢をキープするには、インナーマッスルである脊柱起立筋や腹横筋をだけでなく、アウターマッスルの腹直筋や大殿筋、広背筋など体幹部全体の筋肉を総動員する必要があります。
フロントブリッジはまず両ひじをついて、うつ伏せになります。肩の下に両ひじをついて、足は骨盤よりやや広めに開いたら準備完了です。
骨盤は水平を保ったまま持ち上げます。上げすぎず下げすぎず、1本の棒のようになるのがフロントブリッジのポイントです。そのまま10秒キープします。背中にものを載せるイメージで、骨盤を安定させることを意識しましょう。10秒を3回、行います。
片手フロントブリッジのポイント
フロントブリッジが安定してできるようになったら、今度は片手フロントブリッジに挑戦です。フロントブリッジの完成形からスタート。この体勢から左右の腕を交互に伸ばすのが片手フロントブリッジです。
腕を伸ばすときは、指先から足までが一直線になるようにします。3秒キープしたら反対側。腕を替えるときも体をブラさずに、骨盤の安定を意識してください。
ポイントは骨盤の水平をキープすること。片手フロントブリッジは腕を伸ばすことで体幹部への負荷を高めています。このとき、骨盤の水平が保てていないと、そのぶん効果が薄くなってしまうのです。
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